映画"The Secret Life of Walter Mitty"と年末のご挨拶
去年の年末は"レ・ミズラブル"や"Hugo"に感動していた気がするのですが、今年の映画も超お気に入りとなったこの映画で締めくくりです。
クリスマスからロードショーが始まっていて、予告を見ては見たくてしようがなかった映画。
ネタバレになっちゃうかもしれないけど、なるべく書かないように書きたい事書くね、笑。
いつもコメディに出ているBen Stillerが自分で書いて自分で主演している映画。最後はちょっと格好良過ぎるじゃん、ってことになるんだけど、元々はニューヨーカーに掲載された短編小説。1947年に一度映画になっているのですが、そのリメイクと言うか、完全にBen Stillerの世界の現代版であります。
文字が映像のあちこちに埋め込まれていたり、CGもかなり使われていますが、映像的にもモダンでかっこいいし、なにより現代のデジタル写真では味わえないフィルム写真のロマンティックさをしみじみと感じさせてくれました。
ストーリーをさくっと言えば、長年Lifeマガジン(もう廃盤となりましたね)のカウンターパートとして一緒に働いてきたLifeでネガの管理に命をかけているものすごく地味に生きているMittyと神出鬼没の写真家Seanのお話。お互い会ったことはないけれど、Seanは仕事熱心なMittyを圧倒的に信頼しています。そのSeanの写真がLifeの最終号の表紙となる"ネガ#25"を巡ってのファンタジーちっくなお話。デイドリームばかり見ていたMittyが現実の世界と向き合って、今までの自分では有り得ないアドベンチャーをしてしまうのです。
グリーンランド、アイスランドの景色がまた美しく、Sean(Sean Pennが演じているのですが、これがまたいい)の写真家としての台詞もいいし、とにかく笑って、何故か泣いて、最後は感動。また映画館で見たいと思っています。
これってデジタル写真の時代では作れないお話です。そんな時代にしか行きていない人達にフィルム写真の良さを知って欲しい!ってか私もあんまフィルムで撮ってませんけど、汗。
ま、映画の中の話しなのではありますが、不安だし勇気がないと出来ない一歩をちょっと踏み出すだけで人生がガラリと180度変わってしまうその面白さ。いや、自分に言い聞かせているところもあるんですが、若い人達にはいっぱい冒険して、世界を見て欲しいな、と思いました。もちろん中年の方、お年寄りにも!!
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年末までにまたブログが書けるかわからないので、ついでに自分の今年も振り返らせていただきます(汗)。今年は1月から就航したサンノゼー成田の全日空の初便で日本に一時帰国し、帰りはトラブルでサンフランシスコに帰る事になりましたが、それもまた良い思い出。空港では2社にテレビインタビューもされました、笑。
それからカレッジでのオープンスタジオ、カフェでのひとり写真展、そして写真クラブでのグループ写真展をさせていただき、とても良い経験をさせていただきました。写真のクラスはカレッジの予算削減で取りにくくなったりしたけど、先生とはこれからは生徒と先生の関係でなく、友達としてお付き合いしましょ、と言ってもらい新しい関係が出来ました。
ジムでのワークアウトも秋から夫と初めて、グループレッスンやマシンジムを楽しんでいます。時々苦しんでもいますが?!
去年の夏から働き始めたパートの仕事はこの夏で辞め、2週間前からフルタイムで働き始めました。今までほとんどが自分の時間だったのに1日9時間。有休も少ないので一時帰国がやっとできるぐらい。悩みに悩みましたが、とりあえずやってみることにしました。いつまで続くか分からないけど・・汗
日本であれば年末年始の休暇に入っている頃かと思いますが、12月31日が仕事納めで1月2日が仕事始め。実質1日だけのお休み(><)。今年はおせち料理は勘弁してもらって、大晦日のいつもの友人宅でニューイヤーズイブパーティ、お世話になります。今はそれだけを楽しみに毎日生活しております、まじで。
それからいつも身近にいてくれる友人たちに感謝。みんなはどう思っているかは分からないけど?!いちお夫にも感謝、笑。日本で見守ってくれている家族にも大感謝です。元気でいてくれるからこそ、です。ありがとう。
忙しくなるけどブログだけはなんとか続けて書いていけたらな、と思っています。
そんな私ですが来年もどうぞよろしくお願いします。
みなさまどうぞ良いお年をお迎えください。
by samantha-ca
| 2013-12-30 11:31
| ENTERTAINMENT