a spoonful of...

穴彫りと穴埋め

すっかり食べ物ブログみたいになってしまっているので、ここいらで陶芸の覚え書きでも。

陶芸のクラスのプロジェクトとして作っている蕎麦ちょこ。蛍手でデザインします、なんて大きく出たものの、結構大変だった・・。
蛍手とは中国から伝わった技法で、磁器の素地に文様を透かし彫りし、そこに半透明の釉薬を埋め込んで焼成したもの。ま、私のは文様ってよりただの「穴」です。

磁器のせいか生乾きだと削りにくいので(何故か飛びカンナみたいに模様が出来てしまう)、カラカラに乾いてから削り。それから穴開け。生乾きだと穴は開けやすいのでしょうが、すでにカラカラなので穴を開けると言っても少しずつ削る感じ。それから素焼きに出す前にサンドペーパーで表面をせっせとヤスリがけ(って言うのか?)。サンドしてもサンドしても「あっ、ここが」「あっ、こんなところに」と表面の段差を見つけて、いつまでも終らない。
とは言いつつ、「もう止〜めた」、と結構いい加減だったりもする。
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今日は素焼きがいくつか焼き上がっていたので、一番嫌いな釉薬がけ。出来上がりは生かすも殺すもこの釉薬がけで決まってしまう。まずは内側から釉薬をかけるが、穴が開いてるので釉薬がドロドロと外側に出て来て表面の掃除が大変となる。そこでマスキングテープで穴埋め。
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ちょっと怪我した器みたいな感じだけど、これなら外に液体が漏れなくて良い感じ。でも小さな穴は釉薬が入りにくいのかちゃんと埋まってくれない。ブラシでせっせと穴に釉薬を詰め込む。それからテープをはずして表面をスプレーで釉薬がけ。
これだけで午後一杯かかった。

来週には焼成も終っているはず。大きさは全然まちまちだけど、どんな感じに仕上がるのか楽しみ。以前透けるほど薄い磁器で試した時は、釉薬が素地にきちんと貼り付かず、結局穴が開いたまま窯から出て来た。どうなることやら。
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by samantha-ca | 2008-01-29 16:41 | CERAMICS