a spoonful of...

タグ:film ( 22 ) タグの人気記事

世界の終わりとハードボイルドワンダーランド

d0129244_16395173.jpg


村上春樹好きは前にも書いたけど、初期の頃に書かれた「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」は当時買ってから何度手に取っても読み進めなかった。

そんな本を去年友達が貸してくれたので、もう一度読んでみる事にした。かれこれ20年ぐらいは経っている。それがどっこいどうしたものかスラスラと読めたのだ。

読んでいて、春樹さん自身のことなんだろうな、と考えたこの長編小説。脳の中に更にコアになる部分があり、普段意識している部分と違う自分の作り上げた世界。そこには壁があり、心がなく、川が流れる静かな街。私が住む現在の世界と僕が作り上げた深層心理のパラレルワールド。実際には1つの頭の中で同時に起こっている話し。

小説の中の「私」が残された24時間で何が出来るかと考えたとき、こんなくだらない人生でも楽しかったと思える世界。今まで意識の片隅にも思い描かなかった小さなこと1つ1つが大切な出来事であるように思えるその一瞬一瞬がある世界。私も辛い事や嫌な事、醜い事も争い事も絶えないそんな世界でもちょっとした小さな感動があるから、心があるから今の世界が好き。

作者もその世界に戻りたいのだと思っていたけれど・・。

壁のある街に住む僕は影と離ればなれになって、最終的にはその街に飲み込まれてしまうはずだった。が、影が脱出口を探し出し、最後には2人で力を合わせてその世界を抜け出す物だと思っていた。がどんでん返し。僕はそんな心のない世界を作り出してしまった張本人であり、そんな街に縛り付けられた人達を置き去りには出来ない、と結局影を置いてこの街に残ってしまう。

そんなぁ〜。(あっ、ネタバレ)

これは春樹さんの自分探しの本でもあるような。そしてこの話しはねじまき鳥クロニクル、カフカ、1Q84と続くそうなのだけれど、、。このお話は完結したのでしょうか。壁の世界は解き放たれたのでしょうか、、。1Q84を読んだ後もまだ完結出来ないでいる私です。

ってなんで今頃この話しかって言うと、同じく2人して村上春樹好きだった日本の友達がメールで去年出版されたエッセイ集「おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2」がむちゃくちゃおもしろかったよ!と教えてくれたのです。このところ小説を読む機会が多かったけど、昔は彼のエッセイが大好きだったのだった。どこか「クスっ」とか「ぶっ」とか吹き出してしまう「そんなの有り得ない」と突っ込みたくなる小さな笑い。久しぶりにエッセイ集が読みたくなった。

影の世界って本当にあるのかな。
[PR]
by samantha-ca | 2012-02-17 17:06 | PHOTOS

When I.....

d0129244_155234.jpg


walk out the door...

---------------------------------
まじめに撮ったつもりだけれど、このポジションではドアを開けたら確実に壁にぶつかりますな(汗)ピンも合っていない。

I was pretty serious to make this picture sentimental or emotional, but I'll definitely bump into the wall in this position. Also not focus!
[PR]
by samantha-ca | 2012-02-14 16:08 | PHOTOS

November

d0129244_11571039.jpg


11月は物悲しくてあまり好きじゃありません。だんだん気温が下がって来て寒くなり、お天気もどんよりした日があるからでしょうか。ハロウィンが終わってサンクスギビング、クリスマスとホリデーシーズンが始まる一番楽しい時でもあるような気がするんですが。今年もあと2ヶ月か・・、なんてしんみりしたりもしてるかも。

アメリカに来てから、祖父、祖母共この世からいなくなりました。それが11月。祖母が意識不明になった時にはサンクスギビング中に緊急で翌日の便で帰りましたが、祖父の時には遠いから、とお葬式が終わるまで教えてもらえませんでした。2人とも最後に会えなかった・・。

d0129244_1157172.jpg


去年11月に夫が日本に一時帰国している時に、お友達に教えてもらったOld San Joseと言われているAlvisoに一人でドライブ。ここから20分ぐらいで行ける場所場所。トレイルがあるので歩いたことがある人も多いはず。人の気配をあまり感じないちょっとゴーストタウン化している静かで懐かしいような、寂しい感じのする町。

d0129244_115769.jpg


1年経ってその時に撮った写真を見返しながら祖父母のことを考えました。
[PR]
by samantha-ca | 2011-11-14 12:21 | PHOTOS

いちいち思うこと

d0129244_14502042.jpg


外に出てクラスメートや知り合いに合うと「ご家族大丈夫だった?」と聞いてくれる。遠い国のことまで心配してくれて有り難く思う。あんまり好きじゃない先生まで気を使ってか内緒で聞いてくれた。ちょっと好きになる。Costcoのレジの前にも東北沖地震に対して義援金が募られていた。思わず「ありがとう」と言った。

先週、クラスのラボ時間に1枚の写真を何枚かコピーしてレイヤーになったところをちょっとずつずらしていたら、「あっ、それ地震のイメージ?」と隣りの白人のおじさんが聞いて来た。そんなつもりはなかったので(でもそんな風にも見える、、)ちょっとムッとしながら、でもここはお茶目に、「そうよ、日本は地震が多いもの」と冗談まじりに言ったその日の夜、あの悪夢の地震が起きたのだった。今思うと非常に不謹慎に思う。後悔した。

少なからずおじさんも地震のニュースを見てきっと気にしているかな、と思いつつ重い気持でクラスに行ったところ、おじさんが私の肩を叩きすまなさそうに「ダメだった」と言った。えっ、もしかしておじさんのお知り合いとか日本にいたの?と聞こうとしたら「僕の写真、選ばれなかった」。
そっちかいっ!

こういう時だからと私が妙に敏感になり過ぎているのもいけない。周りの人にも甘え過ぎている。今日もなんとなく元気が出ず、周りにその雰囲気を漂わせ過ぎたかもしれない。みんながみんなそのことを考えている訳ではないのだし、それぞれ自分の生活がある。当たり前だ。

元気でいこう。

今も余震が続き、放射能漏れに脅かされ、家族の安否を心配し、生きているのがやっとの状態。被災者はもちろんのこと、日本中精神的に参ってしまうのではないかと心配です。

友人がこんなサイトを教えてくれました。
災害時のメンタルケア(追記あり)

こちらも友人が教えてくれたGoogleがまとめた震災に関する情報。日本赤十字の義援金が出来たりとか、計画停電、被災地のことなど、分かりやすくまとめられてます。
東日本大震災の情報
[PR]
by samantha-ca | 2011-03-16 14:57 | LIVING

ベトナミーズ・コーヒー

d0129244_718222.jpg


4月が締め切りの確定申告を今年は珍しく早々と先日終わらせた。我が家は会計士さんにお願いしているのですが、去年はその帰りに夫が車を消火栓に突っ込み後ろのバンパーに穴が、、、。結局それから修理もせずに1年経ってしまった。ハイマイレージの車なので、見た目よりもエンジン関係に気を使ってあげなくちゃ(汗)。

それはさておき、毎年その帰りにベトナム料理屋さんに寄ってご飯を食べて帰るのが恒例になり(場所がミルピタスと言うこともあり)、昼間お客さんと手巻き寿司パーティーをしてお腹いっぱいだったにも関わらず今年も行きました。なんとなく行かないとね。そこでやっぱり毎年頼むベトナミーズコーヒー。コンデンスミルクにベトナミーズコーヒー豆をドリップしたところに氷を入れる(アイスのばやい)。甘くて苦くておいしーのです。コンデンスミルクの量を見るとカロリーが怖くもなるのですが。

先日友人たちとPho(ベトナミーズヌードル)を食べに行った時も最後に飲みました。普通のカフェでは飲めないので、ついつい。この時には村上春樹の話しで盛り上がりまして。

d0129244_7175945.jpg


我が家にもそのドリッパー(、、?)があるんです。豆はアジア系のスーパーにそれ用に挽いたものが売られています。缶詰で買ったコンデンスミルクの残りはWeckの瓶に入れまして(ウフっ)。

去年の秋に撮った写真を思い出して引っ張り出して来ました。ものすごい普段着な感じ。
[PR]
by samantha-ca | 2011-03-07 07:20 | PHOTOS

雨のディズニーランド

d0129244_1622314.jpg

随分と古い話題です。

実際行くまでどーでもいいや、と思っていたディズニーランド。行ったらやっぱり楽しくて。
シンデレラ城の前で花火はちゃんと見たいよね、と言って少し早めに行ったら雨に降られました。傘もないし、ポンチョもないし・・。濡れながら中途半端に見たけど、何度見てもディズニーの花火は特別だね。特にホリデーは。夏に見る納涼花火と違うし。ディズニーマジックにやっぱりかかります。

d0129244_1622960.jpg

d0129244_8295964.jpg

d0129244_1622667.jpg


身軽に、と思ってカメラはNaturaだけ持って行きました。あっという間になくなったフィルム。その割には気に入った写真はほとんどないんだけど。

閉園の頃には疲れて寒くてミズラブルな気分で、当分はいいかな(笑)と思っていますがね。

どなたかが撮られている花火のYouTube映像、貼付けました。季節外れですがよかったら(汗)



*ポンチョは店頭にはなかったですが、レジの奥に置いてありました。1枚確か6ドル。後ろにディズニーの絵が書いてあります。雨降りの際にはご利用されると良いかと思います(笑)
[PR]
by samantha-ca | 2011-01-27 08:12 | GOING OUT

反省

d0129244_10324983.jpg

写真のクラスを2つ取っています。どちらも課題が多く考える事がいっぱいで、でも行動が伴っていないのが現状。

先日フィルム(映像)の勉強をしている友人から「知り合いが日本を舞台にしたショートフィルムを作るので、日本の文化について少し話しが聞きたいんだけど」とのご依頼。彼女は日本人ではないけれど、日本にも住んだ事があり日本についても良く知っている。

その友人と、映画を作るベトナム人、カレッジで写真を教えている日系の先生(教えてもらった事はないのですが)の4人で話しをしたのですが、日本にはよくビジネストリップでよく行っていたとのことで、私が答えなくても日本については良くご存知。映画の内容については省略しておきますが、私に与えられた任務は日本人のキャストを探す事。子役が必要だったので、友人の子供達を思い出し聞いてみようと思ったのですが、こういうのって何か見返りがないとなかなか頼みにくいなぁ、と私は思い、「出演料みたいなものはあるのですか?」と聞くと、「それはないけど、食事等必要な経費はこちらで払いますよ」とのこと。

ショートフィルムはカレッジの課題で作らなくてはいけないらしいので、考えてみれば出演料なんて払える訳ない。それに日系の先生もキャストとして無償で参加するのを合意し協力する気満々。作り手の方は男性で、年は多分50ぐらい。今までも写真のフリーランスで仕事をしていたらしいけど辞めてしまったそうなので、「じゃぁ今度は映像でお金を作るんですね」と聞いたところ、「そんなつもりはないけど。まぁ出来たらいいね」と。

そしてしばらく沈黙があって、先生が、

"If you do it from your heart, money will come after”
(心からやっていれば、お金は後から付いて来るよ)

と。うっ・・、まったくその通りでございます。普段からそういう心がけのない私はグサリと来ました。

早速友人に協力してはもらえないか?とドキドキしながら聞いてみた所、「うちの子で良かったらどうぞどうぞ。他のプロジェクトもうちの子達借り出されてやってるし」となんとも心良く引き受けてくれた。もちろん彼女は「見返りは?」なんて聞きもしない。

アメリカはボランティアなどで借り出される多く、特に子供達のいる親御さんや子供達はそういうのにすごく慣れています。友人家族など(きっとどこのご家庭も)、子供達の送り迎え、現地校に日本人学校に子供達それぞれの習い事に週末の行事、と息をつく暇もない程忙しいと思うのですが、それでもこういうことがあると気軽に協力してくれる。出来た人達だ。

なんでもすぐお金に結びつけてしまう情けない自分を痛く反省した訳で・・・。心がないとね。

課題も多いし手伝うとなると時間も取られるしなぁ、、、と引き気味だったのですが、私に出来る事があれば協力させて頂こうかな、とちょっと考えております。
と言ってもそのうちキィ〜、ってなってるかもしれませんが。



何故にキリギリス。
[PR]
by samantha-ca | 2011-01-13 09:55 | LIVING

Falling leaves in Winter

d0129244_10562935.jpg


今年は冷夏だったけれど、しばらく暖かい日が続いていたせいか、12月だと言うのに周りの景色はまだ秋。寒暖の差が大きいせいか、今年は紅葉の色が鮮やかです。

銀杏の落ち葉が芝一面に落ちている場所がたくさんあり、鮮やかなグリーンとイエローの葉っぱが奇麗だったのですが、現像に出したら一枚も撮っていなかった、、。ガックシ。
昨日からストームで1週間ぐらいは風のある雨の日が続くようなので、葉っぱが飛んでっちゃうだろーなー、掃除もされちゃうだろうし。と案ずる間には撮りに行ってみればいいのですが、寒くて・・(汗)

d0129244_10442445.jpg

d0129244_10442824.jpg

d0129244_10435995.jpg

[PR]
by samantha-ca | 2010-12-19 10:47 | PHOTOS

1Q84(BOOK3)と本を読む場所

d0129244_15405487.jpg

心優しい友達が貸してくれた大好きな村上春樹の1Q84"BOOK3"を読みました。心待ちにしていた割には借りてから1ヶ月近くも経って読み始めている私ですが(ごめんよ!)、BOOK1、BOOK2の謎がスルスルと解けて行き、一気に読み終えました。おもしろい!(ネタバレあったらごめんなさい)

・・でもまだ気になる謎が・・。もしかしてまたBOOK4とか出るんじゃないの?と思ってちょっとネットで調べてみたら、春樹さん曰く、「まだ決めていない。BOOK0かもしれないし、BOOK4かもしれない。1Q84には、これより前の話しもあるし、後の話しもある。でももしかしたら僕が飽きてしまうかもしれない。」とのこと。なんじゃそりゃ。でも春樹さんらしい。次があるにしろないにしろ、次作をのんびり待っている事にします。

この日は家にこもって1日本を読んでいたのですが、ちょうどメールを交わしていた日本の友人も仕事が休日で本を読んでいたとのこと。家で読むつもりだったけれど、すぐ寝てしまうので(同感)、まったり出来る喫茶店に出掛けたそうです。そういえば日本にいたOL時代は仕事帰りや、買物途中に喫茶店に入って本や雑誌をのんびりと読んでいたな。今でもそういうの良いな、と思うのですが、何故かやらない。まったり出来る喫茶店がないからか?スタバやピーツはあちこちあるし、チェーン店でないカフェもあるけれど、”落ち着く”と言う感じがあまりしないからかな。
まったりコーヒー屋さん、あったらいいな。ま、家も相当落ち着くけれど。

写真はサンフランシスコのBlue Bottle CoffeeのMint Plaza店。ゆみちゃんが前に連れて行ってくれ、気に入って夫と少し前にまた行きました(笑)。ちょっとした朝ご飯やブランチが出来る店舗で、大きな窓から光が一面に差込んで、明るく気持が良い所です。この日は暑い日で、Kyoto Style Iced-Coffeeが飛ぶように売れていました。もっと近くにあったらいいのにな。

*Mint Streetなんてかわいい名前よねぇ〜、と夫に言ったら「造幣局があったからMintなんだよ」ときっぱり。へーい。
*Mint=造幣局
[PR]
by samantha-ca | 2010-11-16 16:00 | ENTERTAINMENT

秋の海2

d0129244_982157.jpg

ちょいと写真をまとめただけですが。

サマータイムも終わったので、朝が早くから明るくなり、夕方5時も過ぎるとどっぷりと日が暮れるようになりました。いつもと同じ時間でも窓から差込む光が違います。

センチな気分になるのは秋のせいでしょうか。
似合わないか。
[PR]
by samantha-ca | 2010-11-09 14:10 | PHOTOS